くにたち掌編映像展

■くにたち掌編映像展について

くにたち掌編映像展(通称 "92 TOUCH")は、くにたちアートビエンナーレ2015の会期中に開催される、感触・ふれあい・作風など、多彩な意味を持つ「TOUCH/タッチ」をテーマにした、92秒の掌編映像のオムニバス上映展です。

ビジュアル

スマートフォンの普及により、誰もが気軽に短い映像を撮り、ソーシャルメディアで共有・視聴する今日において、映画・映像作品の作り手たちは何を撮るのか?

世代や背景の異なる12組の作家に問いかけ、92秒という時間枠と「TOUCH/タッチ」というテーマを定めてオーダーした掌編映像を上映します。

■開催概要

■日時

  • 7月5日 13:00(~15:00)/ 16:00(~18:00)
  • 7月19日 13:00(~15:00)/ 16:00(~18:00)
  • 8月2日 13:00(~15:00)/ 16:00(~18:00)
  • 8月16日 13:00(~15:00)/ 16:00(~18:00)
  • 8月30日 13:00(~15:00)/ 16:00(~18:00)

※開場は各回の開始時間15分前(12:45~ / 15:45~)

※各日・各回とも上映内容(全12作品のオムニバス)は同一

※カッコ内はワークショップとフリータイムを含んだ終了予定時刻

■会場

リトマス(東京都国立市東1-4-6 国立商協ビル2F)

JR中央線「国立駅」南口より徒歩3分

※会場に駐車・駐輪スペースはありません

※アクセス http://ritomas.com/service/access

リトマス

■定員

各回20名(申込不要・先着順)

※定員超過の場合、入場をお断りさせていただくことがあります

■入場料

無料

■お問い合わせ

042-505-7398(CESAくにたち)

主催 CESAくにたち(くにたち掌編映像展運営事務局)

共催 公益財団法人くにたち文化・スポーツ振興財団(くにたちアートビエンナーレ運営委員会・実行委員会)

協力 国立市フィルムコミッション 一橋大学映創会 リトマス 国立桜図案

■出品作家

大木 まりか

映像作家

活水女子大学生活デザイン学科卒業。地元・長崎県の大学でCGデザインを専攻したのち、上京。広告系映像プロダクションを経て、現在はフリーで制作を行う。映像作品のみならず、『tu・na・gu』(2014)では「電柱」をモチーフにCGと写真を組み合わせたインスタレーション作品にも挑戦している。

OFF(小山 伸二・福井 邦人・福間 健二)

映像制作チーム

OFFは、小山伸二(詩人、国立市在住)、福井邦人(デザイナー・イラストレーター・映像制作)、福間健二(詩人・映画監督、国立市在住)の3人が2012年に立ち上げた映像制作チーム。現在、福間健二の詩朗読をメインにおく長篇ドキュメンタリー作品『立ちどまった恋』を制作中。

狐島 葉月

多摩美術大学絵画学科3年生

幼少期より絵画や音楽に親しみ、芸術コースのある高校に進学。映画鑑賞に没頭し、文化祭でホラー映画を監督する高校時代を過ごす。現在は、アートとしての映像の可能性・将来性に着目し、社会的文脈を背景に、潜在意識への疎通をめざした作品づくりを行っている。

国本 隆史

映像作家

国立市出身。国立市公民館の青年室活動に参加。一橋大学在学中に、被爆経験者調査に携わり、その後『ヒバクシャとボクの旅』(2010)を制作。最新作は、日独の放射性廃棄物に関する『Endlager(最終処分場)』(2014)。現在ドイツにて、移民者のドキュメンタリーを制作中。

久保田 誠

映像ディレクター

一橋大学社会学部卒業。『タートルハウス』(2013)は、福井映画祭審査員特別賞受賞、調布映画祭奨励賞受賞、仙台短篇映画祭入選。建築家・岡啓輔の「蟻鱒鳶ル」を扱った『RC』(2014)は、金沢21世紀美術館「3.11以後の建築」展にて上映。今後、水戸芸術館での巡回展示を予定している。

小林 はくどう

映像作家

成安造形大学名誉教授。多摩美術大学卒業後、「はくどうマシーン」シリーズを日本現代美術展や大阪万国博覧会に発表。ビデオメディアに着目し、国立市でビデオ・コミュニティ制度を発足させるなど、地域社会の映像教育・啓蒙につとめる。アートフェスティバルへの出品など制作を続けている。

末廣 朋樹

映画作家

日本大学芸術学部卒業。在学中、殺人被害者遺族の会「宙の会」のドキュメンタリー映画を監督し、注目される。最新作『苔まみれの転石』(2014)は水戸短編映像祭審査員奨励賞受賞、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭入選など。現在、制作の傍ら、一橋大学大学院にて映画研究を行っている。

祖父江 里奈

TVディレクター

一橋大学社会学部卒業。テレビ東京に入社後、主にバラエティ番組を担当。テレビ東京・吉本興業の共同製作によるドキュメンタリー映画『ビッチ』(2014)の監督を務め、現代日本に生きる女性たちの性に対する赤裸々な本音を椿鬼奴とともにレポートし、沖縄国際映画祭などで話題を集める。

西本 達哉

一橋大学社会学部3年生

一橋大学映創会部長。高校時代にアメリカン・ニューシネマに傾倒し、大学では映画制作サークルに参加。メンバーとともに、これまでに習作を含めて4本の作品を制作。代表作は『上田昇天』。ポール・トーマス・アンダーソン監督作品の影響から、次回作は群像劇を構想中。

ヴァシリエヴァ アリーナ

日本映画大学映画学科4年生

ベラルーシ国立大学を卒業後、1年間の日本留学を経て、日本映画大学に入学。ドキュメンタリーコースを専攻し、群馬県六合村の農園「トミーファーム」を取り上げた作品を監督、六合村文化館にて公開される。現在、在日ロシア語圏の方の故郷観をテーマとした作品を制作中。

波田野 州平

映画作家

多摩美術大学映像演劇科卒業。初長編映画『TRAIL』(2012)が渋谷ユーロスペース、大阪第七藝術劇場などで公開される。秋田県大館市ゼロダテ美術展で『断層紀』(2013)、長野県松代現代美術フェスティバルで『群声地』(2014)を制作・発表するなど、アートの分野でも活動する。

三宅 唱

映画監督

一橋大学社会学部卒業。初長編『やくたたず』(2010)ののち、劇場公開第1作『Playback』(2012)を監督。同作はロカルノ国際映画祭に正式出品され、高崎映画祭新進監督グランプリ、日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞。最新作は『THE COCKPIT』(2014)。

■おしらせ

■「作家に贈る92文字の手紙」を書こう!

ご来場いただいた皆様へ。お気に入りの作品がありましたら、感想・メッセージを「手紙」にご記入ください。会場受付にて回収し、作家の方々に贈ります。

※「手紙」は上映の際、会場にて配布します。

手紙

■くにたち野外上映ナイト開催決定!

くにたち掌編映像展のスペシャル企画として「くにたち野外上映ナイト」を8月7日(金)に開催します!。詳しくは こちら(イベントページ) をご覧ください。

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